当社のパソコンIBT試験システム提供サービスは、カンニング防止のために広角Webカメラによる監視、監督システムを搭載した、オンライン試験システムを開発して、既に多くの団体の試験を運営しています。2022年度5月からは、究極のカンニング防止システムの360度カメラ付きシステム、および2022年度秋カラは、AI試験監視システムが搭載されます。
教育の世界では、授業や研修、会議などにおいて急速にオンライン化が急速に進んでいます。しかしながら、各種の試験等につきましては、本人確認や不正行為防止、管理・監督が必須の要件となっており、高度な試験プログラムが必要となります。
そんな中、当社は、いち早く、広角Webカメラ及び全周Webカメラの利用等による「試験監督システム」を搭載した「パソコンIBT試験システム」を開発して、多くの検定試験団体様に提供しています。
本システムはカンニング防止において、現在最も優れたシステムとして多くの方々に認知されており、検定試験を開催する団体様においては極めて関心が高く、多くの団体様に利用していただいております。
当該の協会は、このシステムを用いて既に30回以上のオンライン・ライブ検定試験を実施しています(令和3年8月末現在)。また、検定試験を開催する他の団体様においても関心が高く、当該財団を経由して多くの団体様に利用していただいております。
下記のシステムの概要の説明いたします。ご興味のある学校・団体様からのお問合せをお待ちしています。当社はシステムの貸し出し、試験システムの構築のお手伝いをいたします。
パソコンIBT試験システムにおける試験監督システムの流れ
公正な「試験」をオンラインで開催するには、不正防止が必須条件となります。その為には、映像の配信と公正な試験システム以外に、試験を監督するシステムが必須となります。
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◇既に運用中のシステムの提供の為、準備期間短く、低コストでできる
◇既に30回以上の本番試験を実施しており、稼働実績が豊富
◇大型、複数サーバーを利用するため、負荷を分散し、トラブルを抑制
◇実施上の問題、サポートなどの運営情報の共有が可能
◇随時利用で、維持コスト不要、最新のシステムの利用が可能
◇回答方式、出題方式が異なる場合(単一択一、多肢択一、記述、論文形式、混合)などの問題形式に合わせて対応、改修およびシステム変更が可能
以上の4点を解決するためには、受験者が利用するパソコンに、「360度全周WEBカメラ」か「超広角Webカメラ」を設置す必要があります。Webカメラで、本人、パソコンの周辺、パソコン画面の3点の画像を同時に確認し、受験が適正に行われていることを監督するシステムを搭載する必要があります。
なお、主催者の判断で内蔵WEBカメラとAI利用で極力カンニングに警告する場合もあります。
【当社のサポート体制】
JAGATオンライン試験システム(株)は、オンライン試験の運営において、電波状況、パソコンの設定、操作上の問題などについて、様々な質問が寄せられます。
受験計画の立案から、運営マニュアルの整備はもとより当日の対応まで、試験の運営サポートは極めて重要となります。
担当者様の研修のみでなく、試験当日も当協会の専門のスタッフが運営のサポートを行います。
■ 標準サポート項目
実施に向け、基本料金内で以下のサポートを行います。
⇒20秒おきに撮影する場合は、1時間の試験で受験者一人におよそ180枚の画像データが発生いたします。画像から合否に関わる基本的な判断は、当協会の考え方を示しますが、最終判断は主催者の判断とします。詳細な画像データの確認は当協会でもオプションとして承れます。
※パソコンのトラブル対応の考え方
パソコンの設定条件などは受験者様それぞれによって異なる為、基本は受験者様ご自身での準備を前提としております。そのため、動作確認サイトでの確認を必ず行うように指導する必要があります。
■ 採点・集計
JAGATオンライン試験システム(株)では試験又は法定研修などの実施団体に格安で120度広角WEBカメラの貸出を行っています。
団体様に一括で貸し出しを行う場合と受験生個々に貸し出す場合のいずれも承っています。
現状では1回の試験で2,000台程度の貸出が可能ですが、それより多くの貸出をご希望される場合はお早めにお知らせください。
JAGATオンライン試験システム(株)では試験又は法定研修などの実施団体に格安で360度WEBカメラの貸出・販売を行っています。
このWEBカメラはカメラの周りの360度すべてを撮影して画像をサーバーに送信します。
このカメラを団体様に一括で貸し出しを行う場合と受験生個々に貸し出す場合のいずれも承っています。
現状では1回の試験で1,000台程度の貸出が可能ですが、それより多くの貸出をご希望される場合はお早めにお知らせください。
■ 動作確認サイトをご提供
試験をスムーズに行うために「動作確認サイト」を前もって設置しています。事前に本サイトで動作確認をお願いします。
■ AIにより受験者管理を強化
当社の現在のオンライン・ライブ検定試験システムでは、20~30秒間に一枚、カメラで写真を撮って協会サーバーに送信しています。これをチェックすることによって、不正行為やカンニングを行った場合は失格となります。また、抑止効果は絶大で不正行為の前例はほとんどありません。
更に万全を期すため、この試験監督システムに加え、22年度からはカメラ画像から視線チェックを行い、受験者の動静を分析して、カンニングや不正の防止を行います。
すなわち、不審な挙動を繰り返した場合は、失格や警告を発して、受験者が試験に専念するように促す事ができます。
また、予め届け出た受験者写真と受験者の顔を認証して、本人が受験していることを常時確認します。新システムで追加される機能は下記の通りです。
◇試験画面コントロールシステム
◇顔認証システム
◇視線確認システム
◇挙動不審チェックシステム
◇アップロード写真のAIチェックシステム
■ 顔認証システムを搭載
現在のオンライン・ライブ検定試験システムでは、ログイン後、受験開始前に写真撮影を行ってアップロードしてもらい、その写真の人物を受験者と認定して合格カードを作成します。
一方、受験者から写真付きの申込書や免許証の写しなどを送付していただいている場合、カメラで送信されてくる受験者の顔映像と、申込時に送付されてきた顔写真を照合して、同一人か受験していることを確認します。
また受験中、送信されてくるカメラ映像と登録されている顔データとを照合することによって、常に本人が受験しているか否かを確認することができます。この本人認証によって、受験者の入れ替わりを発見、防止することができます。
今回の顔認証システムについて追加される機能は下記の通りです。
◇申込時に送付の写真と、受験者が同一人かを認証するシステム
◇受験中のアップロード写真が常に同一人が受験しているかの確認システム
■ 視線認証システム搭載
現在のオンライン・ライブ検定試験システムでは、原則として、カメラ画像を20秒~30秒間に1枚、管理サーバーにアップして、試験をきちんと受けているか否かを確認していますが、さらに視線認証システムによって、試験画面以外を長時間を見ていないか等を認証します。
この視線認証では、左方向、右方向、上方向、下方向などを頻繁に視線を向ける場合、警告を発し、一定回数及び長時間視線を向けた場合には試験の続行を停止するか、或は失格とします。
今回の視線(顔向)認証システムでは、下記のチェックを行います。
◇右方向及び左方向を一定角度以上、何回、通算何秒見たか。
◇上方向及び下方向を一定角度以上、何回、通算何秒見たか。
◇口を動かしている時間が通算何秒あったか。
実施の流れ
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その他の運営サポート(オプション)
JAGATオンライン試験システム(株)では、試験運営に係るすべてのフェーズでご希望のサポートを行います。下記の項目については主催者様の業務であったり、方針による相違がありますので、原則としてオプションとさせていただいておりますが、ご要望により業務の受託を行いますのでご相談ください。
※その他については、ご相談下さい。
【認定カードの作成】
上記オプションの内、認定カード作成については試験システムにより、写真の撮影、登録をすることが可能ですのでお勧めしています。
参考価格 ベースカード作成 2,000枚 約20万円
写真加工・カード印刷費 約600円/枚