パソコンが無い方も多い、スマートフォンはパソコン以上のコンピューターです
新型コロナウイルス感染防止対策として、いわゆる3密を回避した学習方法として、パソコンによるオンライン学習が注目を集めていますが一つ問題が有ります。映像や情報が頻繁に飛び交う社会だからこそ、重くて使い勝手の悪いパソコンは利用し難く、スマートフォンがあれば十分ということで、パソコンをお持ちでない方が多いのが実情なのです。学習の為だけにパソコンを買うのは不経済だと思う人も多いようです。
スマートフォンによる学習では、「狭い画面で操作しなければならない」こと、画像テキストは「文字が小さくて読めない」などのハンディがありますが、それを補えば、今やスマートフォンは最強のコンピュータ学習端末となるのです。
当社のスマートフォン試験ではスマートフォンのカメラ映像で本人認証を行い、映像を当社サーバーに送信してカメラ目線から、不正行為を行わずに試験に集中していることを認証することができます。
この「監視システム」を搭載した「スマートフォン検定試験システム」は現在、オンライン・ライブパソコン試験システムに続き、一般財団法人全日本情報学習振興協会が一部の試験に利用しています。
下記に当社のスマートフォン試験システムの概要を説明いたします。ご興味のある団体様からのお問合せをお待ちしています。
当社は企業や学校、団体様にシステムの貸出及び代行を行うと共に各種のオンライン試験システム構築をお手伝いしています。
スマートフォン試験における監督システムの流れ
公正な「試験」をスマートフォンを利用して開催するには、不正防止が必須条件となります。その為には、映像の配信と公正な試験システム以外に、試験を監督するシステムが必須となります。
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◇既に運用中のシステムの提供の為、準備期間が短く、低コストでできます
◇既に本番試験を実施しており、稼働実績が豊富
◇大型、複数サーバーを利用するため、負荷を分散し、トラブルを抑制
◇実施上の問題、サポートなどの運営情報の共有が可能
◇随時利用で、維持コスト不要、最新のシステムの利用が可能
◇回答方式、出題方式が異なる場合(単一択一、多肢択一、記述、論文形式、混合)などの問題形式に合わせて対応、改修およびシステム変更が可能
上記4点を確認するため、スマートフォンカメラの画像を回収して、受験が適正に行われていることを監督するシステムを搭載しています。
なお、主催者の判断でカメラを利用しない場合もあります。
【当社のサポート体制】
スマートフォン試験の運営では電波状況、スマートフォンの機種、設定、操作上の問題などについて、様々な質問が寄せられます。
受験計画の立案から、運営マニュアルの整備はもとより当日の対応まで、試験の運営サポートは極めて重要となります。
担当者様の研修のみでなく、試験当日も当社の専門のスタッフが運営のサポートを行います。
■ 標準サポート項目
実施に向け、基本料金内で以下のサポートを行います。
⇒30秒おきに撮影する場合は、1時間の試験で受験者一人におよそ120枚の画像データが発生いたします。画像から合否に関わる基本的な判断は、当協会の考え方を示しますが、最終判断は主催者の判断とします。詳細な画像データの確認は当協会でもオプションとして承れます。
※トラブル対応の考え方
スマートフォンの機種や設定条件などが受験者によって異なる為、基本は受験者ご自身での準備を前提としております。そのため、動作確認サイトでの確認を必ず行うように指導する必要があります。
■ 採点・集計
■ 動作確認サイトをご提供
試験運営者は、スムーズに試験を行うために「動作確認サイト」を前もって設置し、試験前に模擬練習ができるようにしておく必要があります。
■ AIにより受験者管理を強化
JAGATオンライン試験システム(株)のスマートフォン試験システムは、20~30秒間に一枚、カメラで写真を撮って当社サーバーに送信しています。これをチェックすることによって、不正行為やカンニングを行った場合は失格となります。また、抑止効果は絶大で不正行為の前例はほとんどありません。
更に万全を期すため、この試験監督システムに加え、22年度からはカメラ画像から視線チェックを行い、受験者の動静を分析して、カンニングや不正の防止を行います。
すなわち、不審な挙動を繰り返した場合は、失格や警告を発して、受験者が試験に専念するように促す事ができます。
また、予め届け出た受験者写真と受験者の顔を認証して、本人が受験していることを常時確認します。新システムで追加される機能は下記の通りです。
◇試験画面コントロールシステム
◇顔認証システム
◇視線確認システム
◇挙動不審チェックシステム
◇アップロード写真のAIチェックシステム
■ 顔認証システムを搭載
現在のスマートフォン試験システムでは、ログイン後、受験開始前に写真撮影を行ってアップロードしてもらい、その写真の人物を受験者と認定して合格カードを作成します。
一方、受験者から写真付きの申込書や免許証の写しなどを送付していただいている場合、カメラで送信されてくる受験者の顔映像と、申込時に送付されてきた顔写真を照合して、同一人か受験していることを確認します。
また受験中、送信されてくるカメラ映像と登録されている顔データとを照合することによって、常に本人が受験しているか否かを確認することができます。この本人認証によって、受験者の入れ替わりを発見、防止することができます。
今回の顔認証システムについて追加される機能は下記の通りです。
◇申込時に送付の写真と、受験者が同一人かを認証するシステム
◇受験中のアップロード写真が常に同一人が受験しているかの確認システム
■ 視線認証システム搭載
現在のスマートフォン試験システムでは、原則として、カメラ画像を20秒~30秒間に1枚、管理サーバーにアップして、試験をきちんと受けているか否かを確認していますが、さらに視線認証システムによって、試験画面以外を長時間を見ていないか等を認証します。
この視線認証では、左方向、右方向、上方向、下方向などを頻繁に視線を向ける場合、警告を発し、一定回数及び長時間視線を向けた場合には試験の続行を停止するか、或は失格とします。
今回の視線(顔向)認証システムでは、下記のチェックを行います。
◇右方向及び左方向を一定角度以上、何回、通算何秒見たか。
◇上方向及び下方向を一定角度以上、何回、通算何秒見たか。
◇口を動かしている時間が通算何秒あったか。
実施の流れ
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その他の運営サポート(オプション)
JAGATオンライン試験システム(株)では、試験運営に係るすべてのフェーズでご希望のサポートを行います。下記の項目については主催者様の業務であったり、方針による相違がありますので、原則としてオプションとさせていただいておりますが、ご要望により業務の受託を行いますのでご相談ください。
その他については、ご相談下さい。
【認定カードの作成】
上記オプションの内、認定カード作成については試験システムにより、写真の撮影、登録をすることが可能ですのでお勧めしています。
参考価格 ベースカード作成 2,000枚 約20万円
写真加工・カード印刷費 約600円/枚